【エールを】岡村孝子が急性白血病で長期療養へ【送ろう!】
シンガーソングライターの岡村孝子(57)が急性白血病のために長期療養に入る、と22日所属事務所の公式サイトを通じて発表されました。
悪い報せばかりがが続く芸能界において、不安要素ばかりが募りますが今はただ、復活を祈りたい心境ですね。
そもそも急性白血病とは?
ひらたくいえば、「血液のガン」の一種で血液を作る過程で異常が起こって血球がガン化した細胞となって無制限に増殖する事で繁殖する発症します。その過程でガン細胞が急速に増殖するのが急性白血病なのです。
特徴としては貧血や息切れなどの症状が出るというのですから、歌っている最中も苦しかった場面が多くあったのではないでしょうか。
治療法としては抗ガン剤を用いた化学療法や骨髄移植などが考えられます。
事務所が「長期の治療に入る」と発表しているのですから、予断を許さない状況という一面も確かにあるのでしょう。ここはひとつ、ゆっくりと心身ともに休んでほしいと思います。
白血病から復活した芸能人・アスリート
「白血病」というと、どうしても“不治の病”といったイメージがつきまとっていますよね。
芸能人ではモデルから女優へ転身、『西遊記』(日本テレビ)などで活躍された夏目雅子さん、ミュージシャンでショコタンの父君の中川勝彦さんらが白血病で亡くなっています。
しかし、現在では医学の進歩にともなってこの白血病から社会復帰した人も多数いるのも事実です。有名な例では、俳優・渡辺謙(59)が挙げられるでしょう。彼は映画初主演となるはずだった海音寺潮五郎原作の『天と土地と』(1990年、角川)撮影中の89年にカルガリー(カナダ)ロケ中に急性骨髄性白血病を発症して降板しました。渡辺は、この降板についてはのちに日本アカデミー賞の壇上で無念とその後の苦労をスピーチした程でした。
そして、1年間の闘病の末に復帰を果たしましたが、活動再開後、94年に再発。翌年には復帰しています。その後は再発することなく、ハリウッドに進出するなど精力的に活動を続けているのはご存知かと思います。
女優の吉井怜(36)も、彼女が18歳だった2000年に急性骨髄性白血病を発病しました。母親から骨髄移植を受け、02年に芸能活動を再開したています。
アスリート界に目を向けると、2018年11月には、J2新潟DF早川史哉(24)が約2年ぶりにフィールドに戻ってきました。今年のシーズンも契約を更新しています。02年にはプロ野球オリックスの岩下修一投手が1年のブランクを経て、復帰をしています。
また、水泳の競泳女子で2020年東京五輪でメダル候補の池江璃花子(18=ルネサンス)が白血病であることを自身のツィッターで告白しています。闘病後の栄冠を目指して、頑張ってほしいものですね。
ファンのため、自分のために…
岡村孝子は椙山女学園大学在学中に同級生の加藤晴子とあみんを結成。1982年のヤマハ・ポピュラーソングコンテストでグランプリを受賞した曲「待つわ」でデビューしました。
同グループ解散後はソロで活躍。今や青春ソングのポピュラーになっていると言っても過言ではない「夢をあきらめないで」や「永遠の木もれ陽」等の曲を発表。精力的に活動していました。
ソロになってからはメディアでの露出は控えていたものの、『夢・音楽館』(2005年、NHK)で、憧れのさだまさしと初共演という事で出演、ファンを驚かせるという“おちゃめ”な一面も(「あみん」というネーミングはさだの曲に出てきた喫茶店が由来)。
このエピソードには続きもあって、共演が縁となって2006年にはさだとのコラボレーションによるシングル「銀色の少女」(2006年)が発表されたのです。さらに、コーラスとして加藤晴子との再共演も実現しました。
さだとの共演がいい例ですが、自身で楽しんだ事が=ファンにとっても楽しい事なのだと彼女を見ていると思わざるを得ないです。
だとすれば、まずは自分とお子さんのためにも病を克服して、“また歌声を聴かせてもらいたいなぁ”なんて思うのですよ。
頑張れ!岡村孝子!!
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