巨大地震が起こる恐怖のメカニズムを発見!?台湾地震後1年以内の西日本が危ない理由!!!
2月6日(日本時間では7日)に台湾地震が発生してから1ヶ月が経過しようとしています。
そんな中、超常現象研究家であり、地震前兆研究家でもあるライターの百瀬氏が独自に『台湾地震』と『西日本巨大地震』とのメカニズムを発見したという記事を見つけたので、今回はそちらの紹介と、今後30年以内にかなりの高い確率で発生するといわれている『南海トラフ巨大地震』についてお伝えしていきます。
台湾地震の後に南海トラフ巨大地震が起こる!?
同氏によると、1946年と同じように『台湾地震』の後に『南海トラフ巨大地震』の発生が続くことを危惧しているが、実は南海トラフで地震が発生している時期には『ある偏り』があるのだとか。それがこちらの2つ
・7月から2月にかけて発生していること。
・黒潮の直進期に発生していること。
だそうだ。
今は3月なので、1つ目の『7月から2月』には当てはまらず、今後4ヶ月間は『偏り』外ということで可能性は低いのではないだろうか。
そして気になるもう一つの偏りである『黒潮の直進期』についてだが、2017年の秋には約12年ぶりとなる『黒潮超蛇行』が発生しており、現時点でもその蛇行状態は継続中だ。
という事は、2つの偏りからは外れてしまっているので南海トラフ巨大地震の発生条件には当てはまらないのではないか?とも思ってしまうが、『黒潮超蛇行』については『いつ終わるのか?』ということは全く予想できない自然現象なのである。
引用元:海上保安庁HP
万が一、7月までに『黒潮超蛇行』が終わって『直進期』に入った場合、7月から来年の2月までは『南海トラフ巨大地震』の発生する条件が揃ってしまうということになる。
これらの条件が全て『ただの偶然』であるに越したことはないのだが、これら以外にも『南海トラフ巨大地震』が起こるかもしれないという理由もいくつか紹介していこう。
台湾地震と南海トラフ巨大地震の発生メカニズムが同じ!?
実は日本と台湾の地理的共通点と言えば、『環太平洋火山帯(通称:リング・オブ・ファイア)』上に位置していることだが、『フィリピン海プレートが沈み込んでいる』ということも共通している。
気象庁気象研究所地震津波研究部の弘瀬氏が公開してくれている、フィリピン海プレートが北側のユーラシアプレート(今はアムールプレート)の下に沈みこんでいることがよく分かる図を引用させていただく。
図1.フィリピン海スラブ上面のコンター.
西南日本1, 3, 9,関東地方4,伊豆の北部延長領域10のフィリピン海スラブ等深線を統合しました. 緑領域は関東地震13,東海地域のアスペリティ7,東海・東南海・南海地震の想定震源域2, 15をそれぞれ示します. 青領域はスロースリップ域5, 6, 8, 11, 12を示します. 矢印は陸のプレート(ユーラシアおよびアムールプレート)に対するフィリピン海プレートの沈み込みベクトル14. 三角は火山.引用元:Fuyuki Hirose’s HP
上図を見れば、どのようにプレートが沈み込んでいるかが一目瞭然だが、『南海』『東南海』『東海』の各震源域は全て密接しているので、なぜ南海トラフ巨大地震が大きく取り上げられているのか?騒がれているのか?ということも何となくお分かりいただけるだろうか。
20世紀以降に起きた、台湾地震⇒西日本の大地震が連鎖したという事例は22例もある。
最新のもので言えば、一昨年に起きた『熊本地震』だ。
熊本地震が発生したのは2016年4月16日。マグニチュードは7.3で204名もの方が犠牲になられた巨大地震である。
熊本城の石垣が崩れてしまった!という事もあり、連日各メディアで取り上げられていたのでまだ記憶には新しいのではないだろうか?
他にも、阿蘇神社の倒壊など多大な被害を出した地震だったが、このわずか2ヶ月前に台湾でも巨大地震が起こっていたのをご存知だろうか?
他国という事で覚えていない人や知らなかった人もいると思うが、2016年2月6日に台湾南部地震「M6.6・死者117人」が起こっているのだ。
台湾で巨大地震が起これば西日本も巨大地震が起こる!!可能性は極めて高いように思えるのだが、つい先日の3月1日夜に沖縄県竹富町にある西表島で震度5弱の地震を記録している。
震源地は西表島付近で、震源の深さは約15キロ。マグニチュードは5.6だと推測されている。他にもM4クラスの地震が複数回記録されているが、震度5以上の地震は沖縄県内で8年ぶりだとされている。
そんな8年前に沖縄で起きた地震と言えば、沖縄本島近海で発生したM7.2もの巨大地震である。ではその前に台湾で地震が起きたのか?と気になる方もいると思うが、実は2009年12月19日に花蓮でM6.8の巨大地震が記録されている。
2009年12月19日:花蓮(M6.8)
2010年2月27日:沖縄本島近海(M7.2)
2016年2月6日:台湾南部地震(M6.6)
2016年4月16日:熊本地震(M7.3)
2018年2月6日:花蓮地震(M6.4)
2018年3月1日:沖縄西表島付近(M5.6)← 連動した?
花蓮と沖縄という地名だけを見れば、今回の地震は連動して起こったのか?という事になるが、他の連動地震(ここではそう呼ばせてもらいます)は全てマグニチュード6以上なので、3月1日に西表島付近で起こった地震は連動地震には当てはまらないのではないか?とも思える。
過去に連動したであろう地震の記録を見てみると、花蓮で巨大地震が起こった後は限定された地域だけでなく『島原』『日向灘』『房総半島』などと広範囲に渡って発生しており、その全てがマグニチュード6以上の巨大地震ということもあり、今後どうなるか心配である。
何も起きないのが一番だが、『もしも』の時のために防災アイテムは一通り揃えておいた方がいいかも知れない。すでに準備済みの人は、『電池は大丈夫か?』『水や非常食の賞味期限は大丈夫か?』などと、再度チェックするといいだろう。
まだ用意ができていない人は、楽天市場のような品揃え豊富なECサイトで自分に合った防災グッズを探してみて欲しいと思う。
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