将棋の加藤一二三九段、敗れて引退も数々の伝説を残す
将棋の現役最年長棋士である
『加藤一二三九段』が
20日の第30期竜王戦6組昇級者決定戦で敗れ、
63年間の現役生活に終止符を打つことになりました。
加藤一二三九段、最後の将棋
昨日、20日に東京と渋谷区にある
将棋会館で『高野智史四段』と対局
ランチにはいつものスタイルである
『うな重』を注文していたが、
ディナーはまさかの『天ぷら定食と冷やしトマト』だった。
将棋連盟が定める『年齢制限』もあり
今季限りで引退が決まっていた加藤プロだが、
見事に勝利して自身の持つ『最年長勝利』の
記録を伸ばしてほしかったというのが個人的な意見だ。
この日は大勢の報道陣が詰めかけていたが、
通常であれば投了後に行われる『感想戦』を行わず帰って行ってしまった。
これを受けて日本将棋連盟の森下卓、鈴木大介の両常務理事が報道陣に事情を説明。
「気持ちの整理がつかなかったのではないか」(森下常務理事)
「最後の一局ということで気持ちが治まらなかったのではないか」(鈴木常務理事)
引退がかかった大切な対局を投了したのだから、
悔しさと寂しさが込み上げてきて『感想戦』どころではなかったのでしょう。
結局、
デビュー戦以降、数々の伝説を残してきた『加藤一二三九段』だが、
最後の最後にも伝説を残していってくれた『伝説の棋士』でした。
加藤一二三九段のTwitter
加藤一二三九段は会場を後にするも、
自身のツイッターでこうつぶやいた。
本日を持ちまして、わたくし加藤一二三は公式戦からは現役を退く運びとなりました。当時の史上最年少記録となる14歳7ヶ月でのプロデビュー以来、63年もの長きに亘り、各棋戦を主催いただき多大なる御支援賜りましたすべてのスポンサーの皆様、報道関係者の皆様には、心より厚く御礼申し上げます。
— 加藤一二三@皆様に感謝申し上げます (@hifumikato) 2017年6月20日
『いいね』や『リツイート』も多く
コメント欄には1,000件以上もの
激励と感謝のコメントが付いた。
これだけ多くのファンから
コメントされる『ひふみん』は
まさに将棋界の『レジェンド』ですね。
加藤ひふみん先生。
本当に長い間お疲れ様でした。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。