藤井聡太四段のように将棋が強くなる!?『将棋倶楽部24』
藤井聡太四段が23日に東京都渋谷区の将棋会館で行われた『叡王戦本戦トーナメント』一回戦で深浦康市九段に公式戦通算10敗目となる黒星をつけてしまいました。
残念ですが、藤井四段はまだ中学生。これからの活躍にも期待したいです。
ところで、彼が将棋を練習するためにやっていた『将棋ゲーム』があるのをご存知ですか?
『将棋倶楽部24』というのですが、今回はその『将棋倶楽部24』や『藤井聡太四段』について色々と触れていきたいと思います。
藤井聡太四段が練習した将棋ゲーム『将棋倶楽部24』
藤井聡太四段が将棋を始めたきっかけとなるのが『祖父からの将棋セットのプレゼント』だったということは以前にも書いたが、さすがに家の中だけでの対戦ではそこまでの腕は磨けない。
プロ棋士になるための性格や考え方などの基本的な性格は『Cuboro(キュボロ)』という3D立体パズルが養えるということだが、実践を積み重ねたのはどういう方法だったのか?
幼き日の聡太くんが将棋を練習したところが『将棋倶楽部24』だと言われている。
公益社団法人日本将棋連盟が運営しているインターネット将棋の対局サイトだ。
パソコンへ対局ソフトをダウンロード&インストールをして遊ぶ将棋のゲームソフトである。
現在ではJavaを使ったブラウザ版とアプリケーション版の2つが用意されているが、将来的にJavaがサポート対象外になった場合に使えなくなるので、サイトでもアプリケーション版を推奨している。
ブラウザはInternetexplolerやGoogleChormeなどたくさんの種類があるが、すでにほとんどがサポート対象外となっており、現在ではIE11しか動かなくなっている。
ブラウザ一覧 ※2017年12月25日現在
Internet Explorer ⇒ IE11ならずっと動きます。
FireFox ⇒ 2016年末で動かなくなっています。
Opera ⇒ いずれ動かなくなるそうです。
Google Chrome ⇒ 最新版のChromeでは動作しないそうです。
Microsoft Edge ⇒ Windows10の標準ブラウザ。動きません。
将棋倶楽部24がスマホで遊べます
スマートフォンユーザーの急激な増加に伴い、将棋倶楽部24がスマホでもプレイできるように専用アプリがリリースされています。
『APP STORE』『Google Play』ともに無料でダウンロードできます。
アプリは全部で3種類。
『将棋連盟ライブ中継』
プロ棋士による対局をリアルタイムに観ることができるほか、日本将棋連盟公式だからこその充実したコンテンツも盛りだくさん。
『日本将棋連盟公式アプリ』
対戦結果や将棋ニュースなどをリアルタイムで知ることができる便利なアプリ
『将棋倶楽部24』
日本だけでなく世界中のユーザーとも対局が可能。24万人のユーザーと本格的な対局ができる、『将棋が強くなりたい』『自分の棋力を向上させたい』などといった将棋ファンにはとても嬉しいアプリです。
公式アプリなので、正式な日本将棋連盟の免状も取得することができます。
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ゲーム感覚で将棋を指すことができるという機能だけでなく、免状まで取得することができるなんて、日本の未来を担う次世代の棋士たちを誕生させるための土壌がしっかりと用意されています。
藤井聡太四段や将棋界の神とも言える『羽生善治竜王(棋聖)』のちょっとしたエピソードもありますので、後述しておきます。
藤井聡太四段と羽生善治竜王
これまで『将棋』は『地味』や『暗い』などといったイメージを持つ方も多かったと思いますが、近年の若手棋士たちの活躍もあり、最近では将棋をする若者や子供たちも増えてきているのだとか。
なにかと『藤井フィーバー』で盛り上がっている将棋界ですが、その藤井四段がどのように
『将棋の腕を磨いてきたのか?』
『棋力を向上させてきたのか?』と、
我が子に将棋をさせようとしている親御さんたちの気になる部分でもあると思いますが、実は『インターネット将棋』だと言われています。
インターネットが普及するまでは将棋ゲームといえばコンピューターとの対戦もしくは2P(二人用)にして家の中で家族や友達と対局したり。。。というのが当たり前でしたが、インターネットで世界中の人たちとつながることができるようになった現代では、自宅にいながら世界中のユーザーたちと24時間問わず、いつでも対局することができるようになりました。
そのインターネット将棋こそが、上記で紹介している『将棋倶楽部24』なのですが、一つ伝説として語られている有名な話があります。
今から10年以上前の2002年に、突如として凄いユーザーが現れました。オンライン対局なので本名ではなくHN(ハンドルネーム)ですが、そのユーザー名が『dcsyhi(デクシ)』というユーザーでした。
何が凄いのか?それは
dcsyhi(デクシ)の凄さその1
『とてつもなく強い』
半端ない強さで連勝し続け、将棋倶楽部24の中にあるユーザーランクも一気に七段まで駆け上がって行ったそうです。
dcsyhi(デクシ)の凄さその2
『1手がめちゃくちゃ早い』
一般的なユーザーが1手を打つのに、大体30秒から1分くらいだそうなのですが、このデクシは僅か1~2秒で1手を打っていたそうなのです。
dcsyhi(デクシ)の凄さその3
『プロ棋士にも勝った』
あまりの強さなため将棋界でも話題となり、『こいつは誰なんだ』『一度プロ棋士と戦わせてみよう』ということで『佐藤天彦名人※現在』と対局させたところ、何と!結果はデクシの勝利でした。
10年以上前なので、将棋ソフトといってもそこまで強くないですし、ましてやアマチュア棋士がプロ棋士に勝つなんてあり得ない時代です。そんな中、次々とプロ棋士をなぎ倒していくdcsyhiに対して注目は集まるばかり。
ところがデクシは、2004年の6月に突如ネット上から姿を消してしまいました。
『一体誰だったんだ』
ということで、ある方の名前が上がります。
その方の名前は『羽生善治竜王(棋聖)』でした。
それはなぜか?色々と調べた人がいたんです。
例えば、羽生竜王がリアルに対局がある日、その時間にデクシはネット上には現れない。
逆に、デクシがネット上で将棋を指している時は、羽生竜王のリアル対局がない日。など。
誰も本人に確認したことがないそうなので、今や都市伝説のようになってしまっていますが、本当のところはどうなんでしょうね~。
ファンの間で囁かれている話の一つとして、2003年、デクシが一番盛り上がりを見せているころから、ネット上から去る2004年6月までの間に、4冠だった羽生竜王が3冠奪われて1冠となってしまいます。
このことから、『コンピューター相手に将棋をしすぎて、リアルな将棋の方がおろそかになってしまったのではないか?』という話もあります。
事実は本人のみぞ知る。ですが、あくまで都市伝説の一つとして、信じるか信じないかはアナタ次第です。あっ言っちゃった。
前置きが長くなってしまいましたが、そんな世界中の将棋ファンたちと対局が24時間いつでも指せる『将棋倶楽部24』ですが、幼き日の藤井少年もこのサイトで棋士としての腕を磨き続けていたのではないでしょうか?
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