猛毒ヒアリ(火蟻)を殲滅させる天敵が存在!果たしてその正体とは?
猛毒を持ったヒアリが日本に初上陸してから1カ月が過ぎましたね。
今のところ被害に遭ったという報告はないようですが、
このままでは日本国内で初のヒアリ被害に合う人が出てきます。
そんな話題の火蟻ですが、
実は日本から居なくすることが可能な天敵がいたのです。
猛毒ヒアリってどんな蟻?
猛毒を持ったヒアリの特徴などについて少しおさらいをしておきましょう。
火蟻は別名ファーヤーアント(Fire ant)とも呼ばれており、噛まれたり刺されたりした場合、火の付いた線香を押し当てられているような激しい痛みがあることからそのような名前になったとも言われています。
火蟻の種類の中には中米産のものもあるそうだが、
一般的に言われているFireantの原産はアフリカ南部の種を差しています。
ヒアリの危険性は『猛毒』というだけでなく、
集団で襲い掛かり、必要以上に攻撃されることから
何度も刺されることにもあります。
何度も刺されていると最悪の場合、
『アナフィラキシーショック』を引き起こしてしまい
早急に医療機関などで処置をしないと死亡してしまうこともあります。
特にアメリカなどでは年間に100人以上もの人が
このヒアリの犠牲になっているということで
度々テレビなどでも注意点についてなど放送されています。
こちらは先日、神戸でヒアリが見つかった際に
夕方のニュース『ten』で放送された『もしも』の時の注意点をキャプチャしました。
猛毒ヒアリの天敵とは?
今回、日本への入国を許してしまったヒアリですが、
完全駆除に失敗した場合はほぼ無双状態?で日本全土に広がるのではないか?
と心配されている方も多いと思います。
特に小さなお子さんが居る家庭では大問題ですよね。
実際に尼崎周辺に住んでいる人は
『なるべく子供を公園で遊ばせない。』という意見もあるようです。
『絶対に上陸させてはいけない殺人アリ』とまで言われているヒアリ。
襲う相手をも選ばないというとても攻撃的なアリで、
進出した地域の生態系も崩してしまうのではないかと危惧されていますが、
被害は昆虫だけに留まらず
小動物や農作物にまで及びます。
そんなヒアリが勝つことのできない天敵とは
ズバリ『ノミバエ』なのです。
火蟻の天敵『ノミバエ』とは?
近年では火蟻の天敵とされる『ノミバエ』を利用した駆除を試みようと
『アメリカ農務省農業研究局』が新たな対策として乗り出しているそうです。
※表現が気持ち悪いので、気持ち悪いのが苦手な方は次の見出しまでスキップしてください。※
『ノミバエ』は『ヒアリ』が出している『フェロモン』を検知することができ、
その『フェロモン』を頼りに『火蟻の巣』を見つける事が出来ます。
ノミバエに見つかったらヒアリは最後を待つしかありません。
火蟻を見つけたノミバエは、腹部にあるトゲをヒアリの体に突き刺します。
トゲを指したほんの一瞬で200個もの卵を産み付ける事が出来るのです。
そうして寄生させた卵はやがて孵化し、ウジムシとなってヒアリの体内で成長。
ヒアリの体液を吸いながら頭部に向かって集団移動を開始します。
体から頭部へ移動した幼虫は
火蟻の脳を食べながら酵素を分泌していきます。
その結果、ヒアリの頭内部はドロドロに溶けていき、
やがてポロッと落ちてしまいます。
頭部の落ちたところからはノミバエの成虫が一斉に飛び出してくる・・・
考えただけで気持ち悪いですが、
『効果あり』ということで既にアメリカの一部の州では導入されているのです。
そんな『ノミバエ』は導入しないと日本にはいないのでしょうか?
その辺りについては記事ができ次第、
この下にお知らせいたします。
それまではこちらの記事を合わせてお読みください^^
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