固まった朱肉を復活させる方法
朱肉と言えば、印鑑を押す時に使うアレです。
あなたも経験があると思いますが、久しぶりに印鑑を押そうと思ったら・・・
・朱肉が固くなって印鑑に色が付きにくい!
・印鑑を押しても、うす~い色しかつかない!
なんてこと経験ありませんか?
朱肉にもタイプが色々
朱肉といっても、
スポンジタイプのものと練ったタイプのものと種類がありますが、
今回は練ったタイプの朱肉の復活方法についてです。
スポンジタイプの物は色が付かなくなっても
カチコチに固まることはありません。
色が付かなくなったら専用の補充液を
スポンジに染み込ませるだけで復活します。
つい先日
我が家の朱肉を復活させたので、
その時の方法などについてもお話していきます。
1.固まった朱肉を柔らかくする
軽く押したくらいでは形も変わらない程に固まっていましたが、指でグッと押すと指の形が残るほどの柔らかさは残っていました。
この時、完全にカチコチになってしまっている場合は復活させるよりも印鑑屋さんで練った朱肉を詰替えてもらった方がいいと思いますが、そこまでカチコチではない場合や、カチコチでも自分で復活させてみたい!という場合は先に読み進めていってください。
朱肉を復活させるには、固まった状態から練れる状態にしないといけません。
まず、金コテの先端を火であぶって温めます。
※朱肉ケースの大きさにもよりますが、ティースプーンほどの大きさのコテを使いました。
コテを温めたら、
固まった朱肉にブスブスと突き刺すような感じで全体的に少し柔らかくなるように繰り返します。
※この時、コテが冷めてしまったらまた少し日で炙って温めます。
朱肉の練り方動画を載せておきますので、よろしければ参考がてらにご覧ください。
※音楽が流れますので、再生時にはボリュームにご注意ください。
ちなみに私の場合、上記動画の32秒くらいで「こんなになってしまいました。」と失敗例のようになっていますが、その状態から復活させているので下記に書いておきます。
1.少し柔らかくなった朱肉がケースから取り出します。
2.出した朱肉をナイロン袋に入れます。
3.朱肉用の専用油を数滴たらします。
4.鍋で水に火をかけます。(沸騰しない程度)
5.お湯の中に朱肉の入った袋をしばらく浸けて温めます。
6.温まったら、朱肉が袋に入った状態で手でしっかり揉みまくります。
7.インクが全体に馴染んできた頃に、朱肉ケースに戻します。
8.上記動画のように、コテで練って中央部を少し盛り上がるように仕上げます。
9.しばらく置いておき、朱肉が完全に冷めた状態で試しに押印してみます。
ハンコに朱肉(練ったもの)が残らず、紙にしっかりと押印できれば完了です。
ざっと箇条書きにしていますが、
我が家の朱肉はこれで完全復活することができました。
このページを見ているあなたは『朱肉を再利用したいけどその方法が分からない!』と思って色々と検索していてこのブログにたどり着いた思います。
他にもたくさん『朱肉を復活させる方法』に関するブログや動画があると思いますが、ようは
『固まった朱肉を柔らかく』さえできれば100円ショップで売られている朱肉用インクでも高級朱肉用インクでも利用することはできますよね。
私の経験談がお役にたてると光栄です。
あ、最後に一つだけ。
補充インクは100円ショップでも売っていますが、ハンコを押した際の印影はひと目で分かるほど違います。
朱肉を使うということは、それなりの場所や書面で利用することが多いと思います。
『契約書』や『取引先』に対して押す場合、『あ、こいつ安物使ってるなぁ~』と思われて今後の取引に支障をきたすことも考えられますので、ぜひ『高いインク』を使うようにしてくださいね。
高いといっても1,000円もしないですが。(数百円程度)
使っているもの一つで人をバカにする人って結構いるんですよね~。
私はあまり気にしないタイプなので使う場合も気にしなかったのですが、結構嫌な思いをしたこともあるので、せっかくこのブログを読んでいただけているアナタには私と同じような嫌な思いをして欲しくないと思い、『高級朱肉』と『高いインク』をおすすめしておきます。
それでは!
追伸:
作業工程を写真を使って説明した記事を追加しました。
[blogcard url=”http://grandprogres.com/1364″]
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